妊活とは、妊娠しやすい体や環境を整える活動のことです。
妊娠できるかどうかは、体と環境とにかかっています。特に体は、妊娠できるかどうかだけでなく、妊娠後に母体内で胎児を健康に育てることができるかどうかにも、大きく関わってきます。
そのため妊活において体のケアは、非常に重要です。
現代は、不妊に悩む女性が多くいます。不妊の原因には色々とあります。卵管が詰まっていて卵子が通りにくかったり、子宮筋腫があって受精卵が着床しづらかったり、ホルモンバランスが乱れていて排卵がおこなわれなかったりするなど、様々な原因があるのです。
これらの改善には婦人科などでの治療が必要ですが、中にはこういった問題がないにもかかわらず、妊娠しづらいという女性もいます。そのような女性は、血行不良や冷え性やストレスなどが原因となっている場合が多いです。
そしてそれを解消するために有効なもののひとつが、ヨガです。
ヨガは、ゆっくりと全身を伸ばしたり縮めたりしながら、様々なポーズをとるという体操の一種です。激しく体を動かすわけではないので、体力に自信がない人でもできますし、ジョギングやウォーキングのように広い場所でおこなう必要はなく、屋内の狭いスペースで十分にできます。そのため無理なく毎日続けることができます。
続けることで、全身の筋が伸縮しやすくなり、それにより滞っていた血液や老廃物がしっかり流れるようになります。すると血行が良くなることで冷え性が改善され、排卵が起こりやすくなります。
排卵がスムーズになれば、妊娠の確率が高くなります。
また、ヨガには精神統一の効果もあります。そのため続けることで気持ちがほぐれ、ストレスが軽減されていきます。ストレスもまた不妊の原因なので、ストレスが発散されることで、妊娠の確率はさらに高くなります。
そのため妊活としてヨガをおこなっている女性は多くいます。胎児の発育が良くなったり、産道が開きやすくなって安産になったりするので、妊娠後もヨガを続ける女性も多いです。