妊活をするなら基礎体温を把握しよう
妊活の第一歩はまず基礎体温をつける所から始めましょう。
基礎体温とは朝起きてすぐ、体を動かす前の体温が安定している時に計る体温です。
体を動かしたり朝食を採ってからなど、身体活動した後体温を測ってしまうと、その影響で体温が若干上がてしまう事が多いので起きてすぐ、布団から出ないうちに測ります。
体温を起きてすぐ計れるように、就寝前に体温計を手の届く近くに用意しておきましょう。
基礎体温は基本的に毎日計り、毎日の体温を基礎体温表に記録していきます。
女性の体温は1ヶ月前後で1週するホルモンの周期によってほぼ0.3〜0.5度の間で変化しますが、毎日記録した基礎体温表により自分のホルモン周期が把握出来、排卵時期やホルモンの障害、妊娠などが分かります。
まず、基礎体温表を見ると、女性のホルモン周期は基本的に高温期と低温期の2層になっているのが分かります。
生理が来ると低温期である卵胞期(約14〜25日)に入り体温は他の時期より低めになります。
排卵が行われると更に体温が一時的に下がり、その後徐々に上がって行き、高温期である黄体期に入ります
更に排卵期(低温期と高温期の境目)、黄体期(高温期)、月経期(低温期前半)、卵胞期(低温期後半)の4つに分けられます。
特に妊娠をするのに重要なのは排卵期です。
妊娠するためには寿命が約3日である精子と寿命が1日しかない排卵された卵子を受精させるため、排卵日の3日ぐらい前から、排卵日翌日までの約5日間にセックスを行うことが必要です。
そのためにはまず、基礎体温表をつけて自分の排卵期がいつであるのか知ることが重要です。
そして基礎体温表の記録を始めましたら、まず3ヶ月間は毎日つけるようにしたいところです。
3ヶ月記録すると自分の低温期と高温期のホルモン周期がどのくらいのスパンであるかが、おおまかに把握出来てきます。