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虻川美穂子さん妊娠と不妊治療の壁

先日、女性お笑いコンビ北陽の虻川美穂子さんが妊娠6ヶ月であることを発表しました。

 

虻川さんは現在39歳だということですが相方の伊藤さおりさんも今年4月に40歳で出産されています。

 

虻川さんは既に安定期に入りましたので順調に行けば、来年1月にはめでたく出産となりそうです。これでコンビおふたりとも高齢出産ということになります。

 

こういった話を聞くと、40歳前後でも十分妊娠出産出来るのではないかという印象を持たれる方も多いでしょうが、実際には不妊に悩む方の数は特に30代後半から多くなっているようです。

 

 昔より働く女性の数は増え女性が社会に進出してくというのは男女平等の見地からも素晴らしいことです。しかし、同時に仕事のキャリアを考えると結婚や出産の予定が遅くなってしまいます。

 

 

実際に今日本は晩婚化傾向にあり、第一子を生む平均年齢も30歳を超えました。

 

 

女性の体を考えるとやはり20代が最も妊娠しやすく、出産にもその上の年齢よりは負担が少なく、流産の確率も低いのです。

 

 

しかしその年齢で出産をすると、未だに日本の職場環境では仕事のキャリア上相当デメリットになってしまっている現状があります。

 

 

そのため仕事に邁進する女性の出産の予定はどうしても35歳過ぎになることが多いのですが、妊娠できる確率というのは卵子の老化などから、35才を過ぎた辺りから年令を重ねる毎に急激に下がっていってしまうのです。

 

 

 そのため不妊治療を受ける人も年々増えており、体外受精の件数は2010年には24万件で5年で倍に増えているということです。

 

 

勿論このような高度不妊治療を受けたからといって100%妊娠できるわけではなく、年齢を重ねる程に妊娠の成功率は減っていきます。

 

 

 虻川さんのようにアラフォー世代でも自然妊娠で元気な赤ちゃんを出産される方も多くいらっしゃいますが、一方ではそれより多くの方が不妊で悩んでいるという事実があります。

 

 

仕事のキャリアも大切ですが、不妊治療の壁を考えると妊娠、出産はできるだけ早い時期に予定するのが理想的です。

 

 

また、働く若い女性が出産のために一時仕事を離れても、できるだけデメリット無くスムーズに復帰できるような社会環境も、少子化問題を抱えた日本では早急に考えて作っていくべき問題ですね。